家庭内暴力(DV)の加害者が暴力に走る理由は、支配欲、自己肯定感の低さ、過去のトラウマ、
感情のコントロールの未熟さ、社会的・文化的要因、ストレス、アルコールや薬物の影響など、
複雑で多岐にわたります。
DVの被害者を守るために、「DV加害更生プログラム」を掲げ、ワークを組んでいる団体も多くありますが、私のカウンセリングでは、夫婦で相互理解を深め、加害者が自分自身を理解し、暴力を振るわない方法を学ぶことを目的として夫婦関係の改善をめざします。
改善方法とアプローチ
支配欲とコントロール欲求
改善方法:カウンセリングを通じて、自分自身の恐怖や不安を理解し、
健全なコミュニケーション方法を学ぶことが必要です。
アプローチ:認知行動療法(CBT)を用いて、思考パターンを変え、
相手を尊重する行動を身につけます。
自己肯定感の低さ
改善方法:自己肯定感を高めるためのカウンセリングと、自己評価を改善するための
ワークショップが有効です。
アプローチ:自分の強みを見つけ、自信を持つためのトレーニングを行います。
過去のトラウマ
改善方法:トラウマ治療専門のセラピーを受け、過去の経験を整理し、解放することが重要です。
アプローチ:EMDR(眼球運動による脱感作と再処理法)や、トラウマに焦点を当てたセラピーを
提供します。
感情のコントロール
改善方法:感情のコントロール方法を学び、ストレス管理スキルを身につけることが必要です。
アプローチ:マインドフルネスやストレス管理の技術を教えるセッションを行います。
ストレスとプレッシャー
改善方法:適切なストレス管理とプレッシャーの解消法を学ぶことが大切です。
アプローチ:リラクゼーション技術や、ストレス解消のための健康的な活動を取り入れる
サポートを行います。
アルコールや薬物の影響
改善方法:アルコールや薬物の依存から回復するためのプログラムを利用します。
アプローチ:リハビリプログラムや、依存症治療の専門家と連携してサポートします。
カウンセラーの役割
私は、これらのアプローチを用いて、DV加害者が根本的な問題に向き合い、健全な行動を身につける
サポートを行います。
個別のカウンセリングセッションを通じて、加害者が自分自身を理解し、暴力を振るわない方法を学ぶ手助けをします。
私たちは、加害者が健全なパートナーシップを築けるように導くことを目指します。
家庭内暴力の問題は、一人で解決するのは難しいため、専門家の助けを借りることが重要です。
問題に向き合い、適切な支援を受けることで、加害者も被害者も新しい生活を築くことができます。
カテゴリー: 夫婦問題解決ブログ
宜しければシェアして下さい。
読むだけで変わる!
カウンセリング リーフレットを
無料ダウンロード!
LINEからも気軽にご相談のメッセージをお送りいただけます!
LINEに友達追加をして、なんでも気軽にメッセージを送ってください。
LINE友だち登録後、「相談」と一言メッセージを送ってくだされば、私から返信をさせていただきます。
その他 コラム記事
-
アダルトチルドレン(AC)の影響:夫婦関係にどう影響するのか
アダルトチルドレン(AC)は、機能不全家庭で育ったことにより、成人後もさまざまな人間関係において困難…
-
夫婦は精神状態が移ってくる!?そんな時は自己中になる??リフレッシュのコツをご紹介します。
今回は夫婦円満のコツと、夫婦がお互いに影響されて、不機嫌が移ってしまう。こういう時にやり過ごすコツを…
これまで13,000件以上のご相談をいただいた感謝の気持ちをこめて、当オフィスのカウンセリング方法を簡単にまとめたご案内を作りました。
実際の相談者様とのトーク(許可を得て内容は多少変更しております)や、 夫婦関係・家族問題改善のための心理テストなども掲載しています。
読んでいただければ当オフィスの「カウンセリング」内容を具体的にイメージしていただけます。 夫婦関係や家族関係の問題を抱えて今悩んでいらっしゃる方、まずはLINE友だち登録後、キーワード「プレゼント」と入力して、ぜひご覧くださいね。