自己愛性パーソナリティ障害の人との関わり方〜振り回されず、自分を守るために〜

これまで、共依存やアダルトチルドレン、愛着障害についてお話ししてきました。

今回は、相談現場でもとても多いお悩みの一つ、自己愛性パーソナリティ障害(NPD)の人との関わり方についてお話しします。

自己愛性パーソナリティ障害(NPD)とは?

自己愛性パーソナリティ障害とは、表面的には

自分が一番正しいと思っている
間違いを認めない
他人を見下す

という特徴が見られることが多いですが、実際には、

誰よりも傷つきやすく
自己肯定感がとても低く
その弱さを隠すために、過剰に自分を大きく見せる

という、心の中の深い不安や脆さを抱えています。

こんな言動に心当たりはありませんか?

✅ 自分が間違っていても絶対に謝らない
✅ 他人の失敗には厳しく責める
✅ 批判されると激しく怒るか、逆に落ち込みすぎる
✅ 自分がすごい人間だと思わせようとする
✅ 相手の気持ちを考えず、自分の話ばかりする

パートナーや親、職場の上司にこうした傾向があると、関わる側はとても疲れ、

「私が悪いのかな」
「どうしてわかってくれないんだろう」

と悩んでしまうことが多いです。

どうしてこうなるの?

自己愛性パーソナリティ障害の背景には、

幼少期に親からの十分な愛情を感じられなかった
褒められることでしか愛されないと感じてきた
親が過干渉、過保護、または無関心だった

といった経験があることが多いです。

そのため、

「完璧でいなければ愛されない」
「弱い自分を見せたら捨てられる」

という強い恐怖心を抱えているのです。

では、どう関わればいいのか?

① 相手を変えようとしない

自己愛性パーソナリティ障害の人に、
「自分が間違っている」と認めさせようとしたり、
「もっと相手の気持ちを考えて」と訴えても、逆効果になることが多いです。

✔️ 相手は攻撃されたと感じ、激しく怒る
✔️ 逆に落ち込み、関係がさらにこじれる

大切なのは、相手を変えるよりも、こちらが関わり方を変えること。

② 距離感を意識する

自己愛性の人と近づきすぎると、相手の支配的な言動に巻き込まれ、苦しくなります。

✔️ 全てを受け止めようとしない
✔️ 物理的にも心理的にも距離を置ける時間を作る

「私は私、相手は相手」という境界線(バウンダリー)を意識することが大切です。

③ 感情で対抗しない

相手の攻撃的な言葉に、感情的に言い返したくなることもあるでしょう。
しかし、相手は批判を恐れているため、反論するとより攻撃的になることがあります。

感情で返さず、淡々とした対応を心がける。

例えば、
「そうなんだね」
「そういう考え方もあるんだね」

と受け流すようにしましょう。

④ 自分の感情を大切にする

自己愛性の人と関わると、自分の感情がわからなくなったり、「私が悪い」と感じやすくなります。

✔️ 「本当は私はどう感じた?」と自分に問いかける
✔️ 信頼できる人やカウンセラーに話す

自分の気持ちを守ることが、最も大切です。

私からのメッセージ

自己愛性パーソナリティ障害の人と関わる中で、
「なんでわかってくれないんだろう」
「私がダメだからなのかな」
と悩む方が多いですが、それは決してあなたが悪いわけではありません。

相手には相手の、生きづらさや苦しみがあります。

でもそれに巻き込まれ、自分を見失ってしまっては意味がありません。

私のカウンセリングでは、

✔️ 相手との関わり方
✔️ 自分の心の守り方
✔️ 境界線の作り方

を一緒に整理し、少しでも楽に生きられる方法を見つけていくサポートをしています。

もし一人で抱え込むのが辛くなったら、いつでもお声かけくださいね。

カテゴリー: 夫婦問題カウンセラーのコラム
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