愛着障害とは?その特徴と生きづらさ、改善のためにできること

最近、ご相談を受けていて感じることがあります。
それは、夫婦関係や恋愛、人間関係で悩んでいる方の中に、
愛着障害の影響を受けている方がとても多いということです。

愛着障害とは?

愛着障害とは、幼少期に親や養育者との関わりの中で、
安全基地となるべき存在から安定した愛情を十分に受けられなかったことで

人を信頼することができない
親密な関係を築くことが難しい
自己肯定感が極端に低い

といった問題を抱えてしまう状態のことを指します。

どんな家庭で育つと愛着障害になるの?

愛着障害は、例えば以下のような家庭環境で育つと起こりやすいといわれています。

✔️ 親が極端に過干渉、支配的であった
✔️ 親が無関心、放任、ネグレクト気味だった
✔️ 虐待や暴言などで恐怖を感じることが多かった
✔️ 親が精神疾患やアルコール依存症などで不安定だった

このような中で育った子どもは、

「人は信じられない」
「愛されるためには頑張らなければならない」
「拒絶されるのが怖い」

という思いを心の奥に抱えたまま、大人になります。

愛着障害の特徴

1. 人間関係が不安定

恋愛や夫婦関係で、相手に過剰に依存してしまう(不安型)
逆に、親密になりそうになると距離を置いてしまう(回避型)
親密になりたいのに、近づくと怖くなる(恐れ回避型)

2. 極端な自己否定感

「私は愛されない存在だ」と思い込んでいる
褒められても信じられない
失敗を極度に恐れる

3. 感情をうまく表現できない

自分が何を感じているかわからない
怒りや悲しみを我慢し続け、爆発することがある

愛着障害は一生治らないの?

「愛着障害は一生治らない」
そんな風に思っている方も多いかもしれません。
しかし、愛着障害は病気ではなく、幼少期に身につけた人間関係のパターンです。

✔️ 安心できる人間関係の中で
✔️ 自分の気持ちに気づき
✔️ 小さな成功体験を積み重ねていく

ことで、少しずつ変えていくことができます。

愛着障害を改善するためにできること

① 自分の愛着パターンを知る

まずは、自分がどの愛着パターンを持っているのかを知ることが大切です。

「私は不安型だからこうなるんだな」
「回避型だから、親密さが怖いんだな」

と気づくだけで、今まで無意識だった行動を客観的に見られるようになります。

② 安心できる人と関わる

愛着障害を改善するためには、安心できる人との関わりが欠かせません。
✔️ 否定せずに話を聞いてくれる人
✔️ 感情をそのまま受け止めてくれる人
✔️ カウンセラー

こうした関わりの中で、「私はここにいてもいい」「愛されてもいいんだ」という感覚を少しずつ育てることができます。

③ 自分の感情に気づく練習

愛着障害の方は、感情を感じないようにして生きてきたため、
「私は今、何を感じている?」
という問いかけを日常に取り入れることがとても大切です。

💌 カウンセラーからのメッセージ

愛着障害を抱える方は、本当に一生懸命生きてきた人です。
誰かに迷惑をかけないように親や周囲の期待に応えるために自分の気持ちを我慢して
そうやって、必死で生きてきた結果が、今の生きづらさにつながっているだけなのです。

でも、これからは
「私はどうしたい?」
「私はどう感じている?」
と、自分に問いかける生き方に変えていくことができます。

私は、そんなあなたを全力でサポートしていきたいと思っています。

まとめ

愛着障害は幼少期の養育環境によって作られる

人間関係のパターンは変えることができる

安心できる人との関わりと自己理解が回復への第一歩

カテゴリー: 夫婦問題カウンセラーのコラム

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