DVとは「家庭内暴力」のことで、肉体的に苦痛を与える暴力だけでなく、
相手の生活に制限を加えるなどといった心理的な束縛も含んでいます。
夫婦間で、夫が加害者となるDVが近年増えていますが、
自分に自信を持てないことや妻を独占したい気持ちが限度を超えてしまうといったことが原因だと考えられています。
DVとは
DVとはDomestic Violence(ドメスティック・バイオレンス)の略称で日本語では「家庭内暴力」と呼ばれています。
DVにはサイクルがあるのが特徴で、暴力を容認し権力と支配を伴います。
配偶者間や親子関係において、一方が相手に対して直接暴力をふるう行為だけでなく、
夫が妻に対して生活費を入れない経済的な暴力、外出を認めず電話やメールなどを細かくチェックするといった
社会から隔離する暴力、性行為を強要する性的暴力などさまざまな行為をDVと呼んでいます。
DV被害を受けた人の中には、自分に原因があると思い込み、誰にも相談せず問題を一人で抱え込んで追い詰められてしまうことも多く、そう思わせるのもDVの特徴です。
もし自分がDVを受けていると思ったら、迷わず第三者に相談することが非常に重要です。
知人や友人の場合、親身になって相談してもらえないかもしれません。
現在DVは社会問題の一つとして、
近年さまざまな機関が問題解決に向けての支援を行うようになってきましたので、
そのような専門機関に相談することも一つの方法です。
一人で悩まず、まわりの人にすべてを打ち明けて相談することがDVを克服する第一歩です。
DV夫の特徴とその心理とは
先に上げたようなDVが、夫婦間、とりわけ夫が加害者となり妻に暴力をふるう事例が多数報告されています。
一見あの人がと思われるよう人が、実は裏で暴力をふるっていたりと、二面性を持っていたりします。
また夫の性格により、暴力の内容もさまざまです。
「独占欲が強く嫉妬深い夫」の場合、妻の行動を執拗に詮索し、妻の友人関係を断ち切って独占することがあります。
「男尊女卑の考え方が強い夫」の場合、妻が外で働くことを嫌い仕事をやめさせたり、暴力的な性行為を強要します。
「自分に自信がない、自己肯定感の低い夫」の場合、妻の行動や存在をけなしたり、否定したりします。
暴力や全ての事を、相手が悪いからと人のせいにするのが特徴です。
これらの他にも、繰り返し相手を非難し暴力をふるって被害者が自信を失ってしまったり、
自分より立場や力が弱いものに、いじめや虐待を繰り返すといった行為もDVに含まれます。
DV加害者に多く見られる心理には、次のようなものがあります。
・ コンプレックスを抱えている
・ 自分に自信が持てない
・ 独占欲が強すぎる
・ 何でも人のせいにする
・ 上から目線で相手を見下す
・ 不平不満を言って自分の存在感を表そうとする
いずれも、どんな性格の人にも少しは含まれる要素かとは思いますが、
少し「強すぎる?」と感じるようなら、まずは信頼できる人に相談するようにしてください。
カテゴリー: 夫婦問題解決ブログ
タグ:DV, DV夫, 夫婦問題, 家族関係改善
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