喪失や共依存を経て、自分に価値を感じられなくなったあなたへ
パートナーとの関係や人生の中で、大きな痛みや喪失を経験したとき――
「私は、もう誰にも必要とされないのかもしれない」
「全部失った…私には何も残っていない」
「こんな私に、価値なんてあるのかな…」
そう感じてしまうことがあります。
でも実は、それは**「生きようとしている心」が発しているSOS**かもしれません。
自己肯定感とは?
自己肯定感とは、「ありのままの自分にOKを出せる感覚」のこと。
失敗しても、誰かに嫌われても、何もできない日があっても、
「私は、私でいていい」
「私は、生きているだけで意味がある」
そう感じられることが、揺るがない心の土台になります。
自己肯定感が傷ついてしまうのは、こんなとき
- 誰かに拒絶されたとき(離婚・無視・裏切り)
- 頑張ってきたのに報われなかったとき
- 人と比べて「自分には何もない」と感じたとき
こうした経験は、まるで自分の“存在そのもの”を否定されたように感じさせてしまいます。
でもそれは、「あなたがどれだけ真剣に向き合ってきたか」の証でもあるのです。
自己肯定感を育てる3つのステップ
① 比較をやめて、「昨日の自分」と比べる
他人と比べるほど、自己否定は強くなります。
SNSや身近な人の“表面だけ”を見て落ち込む必要はありません。
「昨日の自分」と比べてみてください:
- 一歩でも外に出られた
- ちゃんと泣けた
- 誰かに「つらい」と言えた
それはすべて、大きな進歩です。
② 自分に“してあげること”を増やす
これまであなたは、誰かに尽くしてきた人かもしれません。
今度は、自分自身にやさしくしてあげる番です。
- 好きなものを食べる
- 自分の気持ちをノートに書く
- あたたかいお風呂に入る
- カウンセリングで気持ちを話す
「私は私を大切にしていいんだ」と思える行動が、少しずつ心を癒していきます。
③ 「できていること」に意識を向ける
人は「できなかったこと」ばかりに目を向けてしまいがち。
でも、あなたが乗り越えてきたことに目を向けてみてください。
- 感情を抱えながらも今日まで生きてきた
- つらい中でも家族を守ってきた
- 自分を責めながらも、こうしてこの文章を読んでいる
それはすべて、「あなたが生きようとしている証」なんです。
💌 私からのメッセージ
あなたが「自分にはもう価値がない」と感じたのは、
それだけ誰かに愛されたい、認められたいというやさしくて真剣な気持ちがあったから。
だからまずは、
あなたの“まっすぐな心”を否定せずに認めてあげてください。
そしてこれからは、
「誰かに愛される私」ではなく、
「私が私を愛せる私」に育っていけたら――
そのとき、自己肯定感はあなたの一部になっています
まとめ
- 自己肯定感とは、「このままでいい」と思える心の土台
- 比較ではなく、“自分を見つめる力”が回復の鍵
- 自分を大切に扱うことで、心は自然に回復していく
- あなたは、今ここにいるだけで、十分に価値がある
カテゴリー: 夫婦問題カウンセラーのコラム
タグ:カウンセリング, 夫婦問題, 家族関係改善
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