
DV対処法のポイントは、暴力を無くすことだけでなく、
加害者と被害者の関係を対等な夫婦関係に戻すことか、
離婚して関係を断つかのどちらかです。
DVは放置していれば、エスカレートして命の危険を感じることもあります。
そうなってしまう前に、DVの専門機関に助けを求めることができたり、
相談することによって問題を客観的に見ることができるメリットがあります。
DVで対処すべきは「暴力」ではなく夫婦の「関係性」
DVとは家庭内暴力と呼ばれています。
DVにおける加害者と被害者の関係は、主人と奴隷というように一方的に相手を奴隷化してしまっているのが特徴です。
ですから夫からDVを受けた時、その対処法は、夫の暴力を止めさせることではありません。
夫が「主人」、妻が「奴隷」となっている関係性を離婚することによって断ち切るか、
第三者の助けを借りながら、その関係改善を図ることがDV解決につながります。
DVがエスカレートすれば命の危険もある
夫婦は、本来対等な関係であるべきものですが、
夫がDVをするようになれば、その関係は崩れます。
妻を労わる気持ちもなくなり、夫は妻を力づくで自分の思い通りにしようとします。
これがエスカレートすれば、自分だけでなく子供が暴力を振るわれることもあり、
ひいては家族がケガをする事態に陥り、最終的には命の危険さえ感じるようになります。
DV夫への対処法は専門機関へ相談する
DVが社会問題として大きく取り上げられるようになったことから、
この問題が広く認知されるようになり、民間機関において、
その対処法などの情報が得られやすくなりました。
警察や弁護士に助けを求めれば、DV被害者は生活を脅かされることなく、
DV問題に対処できるようにもなっています。
DVへの対処法を教えてくれる民間機関には、次のようなものがあります。
■ 警察署の生活安全課
■ DV専門弁護士
■ DV被害者支援団体
■ 女性人権ホットライン
■ 配偶者暴力相談支援センター
上記のような機関に相談すると、
自分が抱えている問題を客観的に見ることができるようになり、
専門家のアドバイスを受けながら問題に対処できます。
もしかして自分がDVの被害者では?と感じたら、
あらかじめDVについての記録を取っておくとよいでしょう。
相談がしやすくなります。
DVを1人で抱え込む必要はないのだということを覚えておいてくださいね。
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カテゴリー: 夫婦問題解決ブログ
タグ:DV, DV夫, 夫婦問題, 家族関係改善
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