最近、熟年夫婦のご相談をよく受けています。
子育てがひと段落した50代の夫婦としてはベテランの世代。
婚姻生活も長くなりお互いのことをよくわかり「妻はこういう人間だから…」
「夫はこういう人で、もうしょうがない」と考えてしまう部分が多くなる年代でもあります。
そして時期を重なるようにして子育てもひと段落、妻の目線は夫のほうへ行きがちになっていきます。
そうなったときに夫婦の在り方や、お互いが望む関係性に相違があると夫婦問題に発展しやすいです。
そうならないためにもひとつ考え方を心の片隅に置いておくといいかもしれません。
発想の転換を。まず見方を変えてみましょう。
例えば、妻からの場合の話ですが… 妻は月日が経った今でも「一緒にでかけたい、愛されたい、仲良くしたい!」
と望んでいるのに対し、夫は「自分の時間を大切にしたい。
妻は妻で自由にしていて欲しい」と考えていたらどうでしょう?
妻はあまりかまってくれない夫に不満を感じ、思いがエスカレートすると
「こんな結婚生活のはずじゃなかった。もう離婚したほうが…」とまで考え込む場合もあります。
仲良くしたいと思っているのに、それでは夫と一緒に出掛けるどころか
離れ離れで本末転倒ではないか?と思いますが、真剣に夫婦について考えれば考えるほど
「離婚」といった極端な結論を導きがちです。
そこにはもちろん男女の考え方の違いもあります。
そうなりそうなときは、一歩引いて立ち止まって考えてみましょう。
そもそも夫は本当に妻のことを愛していないのでしょうか?
日本人男性の多く(特に中高齢世代)は、愛情をストレートに表現することが苦手で、
例え心で妻のことを大切に思っていても、伝わらないことのほうが大半です。
なので夫には愛されていないのではなくて、
「愛されているけれど、自分が思っているやり方とは違う方法なのかもしれない」
といった風に発想をポジティブに変えてみてはいかがでしょうか??
さらに夫が妻に対して「あれこれ口を出してきて我慢ならない」という思いが
爆発しそうなときはどう変えたらいいでしょうか。
「自分を常に気にかけ、心配してくれている」という風にも捉えられますよね。
こんな風にネガティブな思考からポジティブに考えるクセがつくと
重大だと思っていたことも気づいたら、「なんで悩んでいたんだろう」とふと思えるので不思議です。
発想の転換、是非実践していただきたいです。
「こうあるべき」凝り固まるのはNG
もちろん誰しも理想の夫婦像はあると思います。
ですが、それをパートナーにも押し付けてしまったり
「夫婦はこうでなくてはいけない、こうあるべき!」と決めつけてしまうと
相手を認めることも出来にくくなってしまいます。
長年連れ添ってきた夫婦だからこそ、余計に凝り固まってしまいがちです。
ですが、そこを一度、見つめ直して、まずは発想の転換を行って、
パートナーの見方を変えてみて下さい。
自然と問題だと思っていたこと自体が、問題ではなかったことに、気付くかもしれません。
長年、連れ添ってきた夫婦だからこそ、一度、見つめ直すことも大切だと思いませんか??
カテゴリー: 夫婦問題カウンセラーのコラム
タグ:シニア夫婦, 夫婦問題, 家族関係改善

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