「そんなつもりじゃなかった」
「良かれと思って言っただけ」
「普通のことをしているだけなのに…」
夫婦のご相談で、とてもよく聞く言葉です。
実は、夫婦関係がこじれていく原因の多くは、
悪意や意地悪ではありません。
むしろ──
悪気がないことそのものが、
関係を見えにくく壊していくことがあります。
本人は「普通」、相手は「苦しい」
悪気のない人ほど、こう思っています。
- これくらい普通でしょ
- 間違ったことは言っていない
- ちゃんと説明している
- 相手のためを思って言っている
一方で、相手の心の中ではこんなことが起きています。
- 否定された気がする
- 話すと疲れる
- どうせわかってもらえない
- もう言うのをやめよう
ここにあるのは、
正しさの問題ではなく、受け取り方のズレです。
「正しいこと」が、人を傷つけることもある
夫婦関係でよくあるのが、
- 正論で返す
- アドバイスをする
- 解決策を急ぐ
これ自体は悪いことではありません。
でも、相手の気持ちがまだ整理されていないときに出ると、
「わかってもらえなかった」という傷になります。
本人は冷静に話しているつもりでも、
相手には
「気持ちを無視された」
「否定された」
と伝わってしまうのです。
共通点は「自分基準」で見ていること
関係がこじれやすい人に共通するのは、
性格が悪いことではありません。
自分の基準が当たり前になっていることです。
- 自分ならこうする
- 私はこれで乗り越えてきた
- だから相手もできるはず
でも、人は
育った環境も、我慢の仕方も、心の強さも違います。
その違いを知らないまま関わると、知らず知らずのうちに
相手の心を追い込んでしまうことがあります。
距離ができたとき、すでに始まっていること
相手が黙るようになった
会話が減った
感情を見せなくなった
それは突然起きたわけではありません。
多くの場合、
「伝えても無駄だった」
「どうせ否定される」
という気持ちが、少しずつ積み重なっています。
これは罰でも仕返しでもなく、
心を守るための行動です。
気づけた人から、関係は変えられる
ここで大切なのは、
「誰が悪いか」を探すことではありません。
- なぜ、そう伝えてきたのか
- なぜ、相手は受け取れなかったのか
- どこですれ違ったのか
この整理ができると、
責め合いではなく、理解に向かうことができます。
悪気がなかった人ほど、
ここに気づいたとき、関係は大きく変わります。
一人で気づくのが難しい理由
自分の基準は、自分ではなかなか見えません。
だからこそ、
- 何度も同じことで揉める
- 話し合うほど苦しくなる
- どう直したらいいかわからない
そんな状態になります。
第三者の視点で整理すると、
「そういうことだったのか」と
初めて腑に落ちることも多いのです。
1人で抱え込まないでください。
カウンセリングでは気づけるお手伝いをさせていただきます。
カテゴリー: 夫婦問題カウンセラーのコラム
タグ:カウンセリング, 夫婦問題, 夫婦問題改善, 家族関係改善
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