皆さんこんにちは!夫婦問題相談オフィス代表の大塚麻由実です。
今回は、子育て中にお子さんにイライラしてしまう、つい強く怒ってしまうというお悩みについてお話しします。
「子どもに怒りすぎてしまった」
「些細なことなのに、どうしてこんなにイライラするのだろう」
「怒ったあとに自己嫌悪になってしまう」
このような経験はありませんか?
子どもを大切に思っているのに、感情を抑えられずに怒ってしまう。そして、あとから後悔してしまう。
実は、こうした感情の動きには、日々の疲れやストレスだけでなく、ご自身の育った環境や幼少期の経験が関係している場合もあります。
今回は、ご家庭で簡単に取り組める対処法と、子どもに対して強く怒ってしまう心理についてお伝えします。
子どもにイライラして怒ってしまったら、まずは環境を整える
お子さんに対して怒っているとき、ご自身の感情はどのような状態でしょうか?
おそらく、イライラしたり、気持ちに余裕がなくなったりしているのではないでしょうか。
また、怒ってしまったことへの罪悪感から、落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そのような状態のままお子さんと向き合い続けると、さらに感情が高ぶり、悪循環に陥ってしまう場合があります。
ですので、まずは一度、その場を離れてみましょう。
お子さんの安全を確認したうえで、別の部屋に移動したり、窓を開けて外の空気を吸ったりして、気持ちの切り替えを試みてください。
少し深呼吸をしてみるのもよいでしょう。
そうすることで、感情の高ぶりを一時的に落ち着かせることができます。
大切なのは、怒りを感じること自体を悪いことだと思わないことです。
誰でもイライラすることはあります。
まずは、自分の感情に気づき、落ち着いてからお子さんと向き合うことを意識してみましょう。
子どもへの怒りは、自分の兄弟・姉妹関係が影響していることも?
実は、お子さんのうち、特定の子どもに対して強く怒ってしまう場合、ご自身の幼少期の兄弟・姉妹関係が影響していることがあります。
例えば、ご自身が幼い頃、とても優等生で、兄弟や姉妹がそうではなかったとします。
その場合、相手と比較して、自分のほうが優れているという気持ちを持っていたかもしれません。
また、その逆に、ご自身より兄弟や姉妹のほうが優れていると感じていた場合には、羨ましい、妬ましいという気持ちを抱いていたかもしれません。
「優れているほうが親に認めてもらえる」
「いい子でいるほうが得をする」
そんな考え方が、知らず知らずのうちに身についていた可能性もあります。
そして大人になり、ご自身のお子さんの言動に、幼い頃の兄弟・姉妹関係と似たものを感じたとき、当時の感情が刺激されることがあるのです。
例えば、兄弟のうち一人は言うことをよく聞くのに、もう一人は何度注意しても同じことを繰り返す。
そのような場面で、必要以上に強く怒ってしまうことがあるかもしれません。
もちろん、すべての怒りが幼少期の経験によるものではありません。
しかし、なぜか特定の子どもにだけ強く反応してしまう場合には、自分自身の過去の経験を振り返ってみることも、一つの方法です。
なぜ子どもの言動に強く反応してしまうのでしょうか?
私たちの考え方や価値観は、育った家庭環境や、これまでのさまざまな経験から影響を受けています。
例えば、幼い頃から「きちんとしなさい」「人に迷惑をかけてはいけません」と厳しくしつけられてきた方は、自分自身にも同じことを求めている場合があります。
そして、子どもが思いどおりに行動しなかったときに、強いイライラを感じてしまうこともあるのです。
しかし、子どもには子どもの性格や考え方があり、成長のペースも異なります。
自分にとって当たり前のことが、子どもにとっても当たり前とは限りません。
そんなときは、少しだけ立ち止まって考えてみてください。
「私はなぜ、このことにこんなに腹が立つのだろう?」
「子どもの何が許せないと感じているのだろう?」
「自分も子どもの頃、同じようなことで叱られていなかっただろうか?」
このように、自分の感情が動く理由を考えてみることで、今まで気づかなかった自分自身の考え方やこだわりが見えてくる場合があります。
子どもを怒ってしまったあとに大切なこと
感情的に怒ってしまったときは、落ち着いてからお子さんと向き合い直すことも大切です。
例えば、強い言い方をしてしまったのであれば、
「さっきは強く怒ってしまってごめんね」
と伝えてもよいでしょう。
そのうえで、何がいけなかったのか、どうしてほしかったのかを、子どもの年齢に合わせて落ち着いて伝えてみてください。
親も一人の人間ですから、いつも冷静でいられるわけではありません。
大切なのは、怒ってしまったことを後悔するだけで終わらせず、次に同じことが起きたときにどう対応するかを考えることです。
おわりに|子どもへのイライラの原因を知ることが大切です
今回の記事はいかがでしたでしょうか?
子どもに対してイライラしてしまうとき、まずはその場を離れ、気持ちを落ち着かせることが大切です。
そして、なぜそのような感情が生まれるのかを考えてみましょう。
私たちの感情の持ち方や考え方には、幼少期の生活や経験が影響している場合があります。
今の感情が大きく揺れ動く原因を知るために、ご自身の幼少期や兄弟・姉妹関係を振り返ってみることも、一つの方法です。
「どうして自分はこんなに怒ってしまうのだろう」
「子どもへの接し方を変えたいけれど、うまくできない」
そのようなお悩みがある方は、一人で抱え込まずにご相談ください。
カウンセリングでは、ご自身の性格や考え方、育った環境などを振り返りながら、感情が強く動く原因を一緒に整理していきます。
自分の感情を理解することは、子どもとの関係を見直すための大切な第一歩になります。








